人がクリームソーダを頼む時

夏の海を最高に満喫した記憶がない。

梅雨に突入して夏がどんどん迫ってくる何度目だろうこの感じ。まあそれが年齢なんだけれども。

今朝、副都心線に揺られていると、隣のクラスカースト上位だったであろう25〜30くらいの男３人組が、何やら今年は海に行ける行けないみたいな話をし出した。

毎年行ってるのか。

夏の海を見ると。

行きたい。疲れそう。陽キャへの嫉妬。陽キャへのヘイト。

いろんな感情が押し寄せて、凪＋2くらいの感情で落ち着く。

＋2ってことは行きたいんだろうな。それが故に半年の大学生活、2週間だけサーフィン、ヨットサークルに入っていて4回ほど逗子までサーフィンをしにいったことがある。

夏の海を満喫してみたい。

でも、いつ？誰と？？ってなる。

あと数週間で36になるおっさんが、誰と海に行く？？海の家で何を食う？何をBBQする？

歯に詰まった焼きとうもろこしを海に潜ってる隙に爪でとって波に流すか？、

砂まみれ。23か24でナンパした美女とビーチバレーしてるような人間と同じ国の同じエリアで生活して同じ税金払っているんか。

実家も家族揃って海に行くような家ではなかったし、歴代彼女は全員インドアなので夏は冷房ビールネットフリックスだった。

ZAに夏の海を満喫できる日は来るのか。

年齢を重ねることに夏の海が遠ざかっている感じがある。

今年の夏は、海へいくことにしましょう。

決めないと、冷房ビールネトフリで終わり。そんな夏とはおさらば。

こんな文章書いてる時に、注文聞かれちゃったもんだからクリームソーダ頼んじゃったぜ。