top of page
俊之 赤井

旧友という伏線回収

昨日、高校の頃のツレと飲みに行った。五年ぶりくらいに。『家着いていっていいですか?』を見て、 ZAがいい感じなのかと気になって連絡が来たので。


彼は家庭を持っていて、所謂サラリーマン的な仕事をしている人間。ただ立場は違えど、多感な高校時代を生きた仲間として、悩みや夢や色々短い時間だったけど喋った。



こういった「旧友と会う」というイベントは人生においてすごく大事な気がする。今の自分の状態で、過去の自分しか知らない人間と喋ることで、良くも悪くも変わっていない自分の芯のようなものがくっきりして、伏線回収にもなる。


そう。そんなキレいな伏線ではないけれども、漫画で初期の登場人物が久々に出てきたワクワク感みたいなのも感じれるし、その人間が何か今の自分にヒントのようなものをくれたりしたら激アツ展開。おお!!この漫画おもしれー!となる。





半年くらい前、また別の友人なんだけど、中学高校を共にした友人と飲んだ。そいつはお笑いなんて少ししか興味がなく、さんまさん、イッテQくらいをテレビで見るくらいで、コントも漫才もイマイチわからない人間。


だから、正直に「ZAZYの何が面白いのか全くわからないし、よくあんな芸でテレビに出れたりお金貰えたりしてる。僕はクスりとも笑えない。お前が食えてるって世の中捨てたもんじゃないな。吉本とかお笑い業界ってそんな簡単なもんなのか」


みたいな少しは歯に衣着せろ!!ってようなこと言われたんだけど、酒を酌み交わし、悩みとか将来とか話して、「将来不安ぜよ」みたいなことをポロッと言った時、こんなことを言われた。


「僕はお笑いのこと一切わかんないけど。赤井は何考えてるかよくわからんし基本ぐうたら生きてるからそういった所で損はしてると思う。でも、数少ない心開いたやつにはいいやつだし、ここぞって時は、僕達が受験の時に味わった進学校の努力ができるから食いっぱぐれは無いんじゃない?最近思うけど、僕達10代を全部受験に振り切った人間のここぞって時の努力って、桁違いで、あれを大人で発動できてたらそこそこ上位層の暮らしはできると思う」


よく俺や自分のことを見ているし、そこまで言語化せんでもええがな。とは思ったけれども。過去の自分に説法されたみたいな感覚だった。



まあ、そうね。伏線回収。




おい、ここぞって時!!


閲覧数:70回0件のコメント

Comments


bottom of page